京都の貸事務所探し コスト・設備の確認
そうなるとまずは、やはり賃料・共益費でしょうか。
いいビルはやはり賃料単価が高くなります。これは仕方ありません。ビルのブランド力や立地環境は他の何にも変えられません。今後の戦略を見据えて、まだまだ企業としての知名度を上げたり、取引先の信用度を高めたいのであれば、やはり良いビルで少々無理をする必要もあります。
また、そうでない場合は、少々路地に入るだけで大幅に賃料が下がったりします。そこはプロとして弊社から提案させていただきますので、よく話し合いましょう。
では、その他に気をつけるべきコストは何でしょうか。
①電気・水道・ゴミ・町内会費等
ビルの場合、キュービクルという家庭とは違う電気の仕組みがあります。これは、ビルに一括で相当の電力を引き込み、各部屋に提供する形であり、安定した電気の供給とそれなりの電力容量を確保することができるシステムですが、ビルによっては電気基本料金という使用料とは別の料金設定(主にキュービクルの維持管理に当てられる)があります。また、電気使用料単価も引き込まれている容量等により異なるため、実はビルによって金額が違いますので注意して下さい。その他、室内に水回りがあれば水道代の負担があるのはわかりますが、実は共用部であっても水道代を請求する場合もありますので、確認が必要です。また、共益費にゴミ処理代が含まれる場合とそうでない場合など、細かな金額ですが、契約前に確認するようにして下さい。
②ネット回線やビル設備
他にはビルの設備ですが、よくあるのがインターネット回線です。最近のビルで光ファイバーが入っていないビルはそうそうはないですが、稀に引き込めない場合もあります。なお、光ファイバーは、NTT等の調査が必要であり、すぐに使えません。大体1ヶ月から2ヶ月位かかる場合もあるので、気をつけて下さい。
また、トイレなども和式や洋式であったり、ウォシュレットの有無も重要です。エントランスの広さ・オートロック、場合によってはシャッター等も確認して下さい。
以上のことを参考にしていただき、コストや設備を確認して下さい。